こんにちは。CSN児玉です。

4/14(土)にAJたまがわの西上州300kmにFさんと一緒に参加してきました。

ルートは二子玉川~青梅~小沢峠〜山伏峠〜秩父〜小鹿野〜志賀坂トンネル〜湯の沢トンネル〜南牧村〜深谷〜青梅〜二子玉川で、獲得標高は2000mを越えるくらい。

天気は曇りで夜には雨になるとの予報で、さらには遅くなれば強くなるであろう南風(向かい風)。

疲れ切った後半での向かい風はYさんかIさんがいないと本当につらい!

いろんな不安を抱きつつも、遅くならないように1番にスタート。

PC1までは信号も多いので、すぐに後続と合流し5~6人くらいのトレインに。

ストップ&ゴーが多いので、そこまでペースが上がらないと思いきや、終始30km/hオーバーくらいのハイペース。

おかげさまでマージンを確保しつつ、PC1ではトイレと軽い補給ですぐにスタート。

 

ここからの約100kmは大小合わせて4回ほど登らされる山岳区間で今回のブルベの山場。

富士ヒルの練習も兼ねていたので、サクサクっと行きたいところでしたが、2つ目の登り:山伏峠でまさかの膝痛再発・・・。

たかが4km、平均斜度6%?程度の峠に完全に打ちのめされました。

7か月ぶりくらいのロング&ヒルクライムということもあり、踏めず登れず・・・。

なんとか足を付かずに登り切り、次の志賀坂峠までの下りと平坦路で回復に努めましたが、寝不足のせいか胃腸の調子もよくなく、食べてもエネルギーにならない感じ。

だからと言って食べないわけにもいかないので、志賀坂峠の前のPC2でレッドブルとおにぎりを補給。

 

志賀坂峠もそこまでキツい登りはなく、序盤はアップダウンを繰り返しながら登るような感じのため、膝痛をだましだまし軽めのギアで登ります。

ラスト4~5kmは登り続けるため、流石に筋肉が悲鳴を上げ、右足の内転筋が攣りノックアウト!

一度ストレッチをして様子を見ることに。

まあ瞬時に回復するわけもなく、攣りながらやっとの思いで志賀坂越え。

下りも少しでも気を抜くと攣ってしまうので、ゆっくり回しながら冷やさないように下ります。

最後の湯の沢トンネルまでの登りも、斜度より痙攣との戦いで、下腿を庇えば大腿が攣り、右を庇えば左が攣り、痙攣のたらい回しで、最終的には両足ほぼすべての部位が同時に攣り、足付きとなりました。

どこかに力が入るとすぐに攣りそうになるため、ストレッチもまともにできず、しばし呆然。

ここまで平地では風よけに、登りではペースメーカーにといろいろ助けてくれたFさんを思えば簡単にはDNFはできないので、まずは登りの残り1kmを気合で・・・。

下りきった先の道の駅で軽く休んで、残り150kmに備えます。

ここから50kmは下り基調、その先100kmは平坦基調なので、完走が少しずつ見えてきました。

それでも頭の中では駅の近くを通る度に、輪行で帰るのか自走で帰るのかを天秤にかけながら走行。

普段なら20km、30kmなんてあっという間に進んでしまうロードバイクが、この日ばかりは1kmですらなかなか進まない。

景色やグルメを楽しむ余裕もなく、サイコンとにらめっこで走行距離ばかり見てた帰り道。

いつもは必ず食べてたアメリカンドッグも食べる気になれず、テンションが上がってきたのは、ホームの多摩サイに出てからでしょうか。

 

終わってみれば300kmを14時間46分と、かなりいいタイムでゴール。

すべてはFさんのおかげです。ありがとうございました。

富士ヒルへのモチベーションも上がり、筋肉に喝を入れることもでき、辛くも収穫のあるブルベとなりました。

参加された方々、お疲れさまでした。

 

・MAVIC YKSION PRO UST チューブレスレディタイヤ

・サイズ : 700×28C

・重量 : 290g

・価格 : 8,100(税込)

今回のブルベで試しに使ってみたので紹介したいと思います。

※ホイールはシマノ WH-RS81-C24 を使用したので、MAVIC同士のほうが空気圧の持ちはいいかもしれません。

最近増えてきているチューブレスレディタイヤで、携帯ポンプでもビードが上がるという驚きのタイヤです。※ホイールもMAVICの場合に限ります。相性によっては他メーカーのものでも上がります。

今回使ってみた感想としましては、ツーリングやロングライド、ブルベにぴったりのタイヤでした。

チューブレスレディタイヤは、チューブがいらないためリム打ちパンクのリスクも低く、クリンチャーと比べて低圧でも走行感が軽いので、70psiくらいで乗りました。

特筆すべき点は①快適性の高さ と ②パンクリスクの低さ です。

 

①快適性の高さ

低圧による、気になるほどの漕ぎの重さなどはなく、しなやかさと相まって下りでの安定感が増し、荒れた路面でのストレスが極端に軽減されたように感じました。

やはり長い時間・距離走っていると疲れも溜まってきて、注意力や反応速度など落ちてくると思いますが、荒れた路面でもしっかり衝撃を和らげ、バイクの跳ねを抑えてグリップしてくれるので、そういったときにも乗り手に余裕を与えてくれるタイヤです。

故にどんな状態からでも踏み込んでいけるのもGOOD!

 

②パンクリスクの低さ

シーラント(パンク防止剤)を入れているため、ちょっとした穴が開いたぐらいでは問題なく、瞬時にシーラントが穴を塞いでくれます。※3mmくらいの穴になると塞ぐのに時間がかかります。画鋲程度ならすぐに塞がりました。(シーラントによりけり。)

シーラントを入れているため気密性も高く、自分が使ったものはクリンチャーと遜色ないくらい空気圧が持ちます。

70psiくらいしか入れてないのもありますが、60psiを切ったくらいからは、ほとんど落ちません。

タイヤ自体も非常に優秀で、チューブレスレディにしては軽量で、異物が刺さりにくいです。

すでに2000km以上は乗っておりますが、パンク無し・目立った傷もなしと、長距離にはもってこいなタイヤではないでしょうか。

 

(注)シーラントを入れなくても使える場合も稀にありますが、ほとんどの場合空気の抜けが早いです。

それでも2日くらいは適正空気圧内で乗れます。

 

もしチューブレス対応のホイールをお持ちの方は、是非冒険してみてはいかがでしょうか?

また違った世界が楽しめるかも!

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