初心者の方に多い質問を取りあげてお答えするコーナーです。
中原区お住いのKさんより
この春クロスバイクを購入しました。ゴールデンウィークに初めてロングサイクリングに挑戦します。
ベテランの方もいるのでパンクなどトラブルも安心なのですが
「パンクしたときはチューブ交換するので、予備チューブを持ってきて」
といわれました。
予備チューブを購入したいのですが、サイズがわかりません。
どこを見て購入すればよいでしょうか?
とのご質問がありました。
予備チューブ購入の際、気を付ける点は2点あります。
1.タイヤサイズ(直径×タイヤ幅)を見る。
2.バルブ(空気を入れるところ)の形状
です。
まず自転車のタイヤサイズを確認します。
クロスバイクのタイヤサイズは各メーカーおおよそ
・700×28c(ジャイアント エスケープなど)
・700×32c(トレック FX3など)
・700×35c(トレック FX2、FX1など)
となっております。
えっ?どこを見ればわかるのかって?
こんな感じでタイヤサイドに記載されています。
えっ?どこかわからないって?
拡大すると
こんな感じです。
このタイヤは700×25cサイズです。
700はビード直径
25cはタイヤ幅を表記しています。
他、タイヤサイドにプリントされているわかりやすいタイプもあります。
このタイヤは700×28cサイズです。
700はビード直径
28cはタイヤ幅を表記しています。
タイヤのサイズがわかっても油断してはいけません!
バルブの形状を間違えて購入すると、バルブがリム穴に通らず使用できない場合もあります!
クロスバイクは
仏式バルブ/FV(フレンチ、プレスタともいわれます)
が多いですが
米式バルブ/AV(アメリカン、シュレッダーともいわれ、自動車と同じタイプです)
英式バルブ/EV(ウッズ、ダンロップともいわれママチャリはほとんどこのタイプです)
と三種類のバルブが存在します。
英式バルブ/EV(ウッズ、ダンロップ)
仏式バルブ/FV(フレンチ、プレスタ)
米式バルブ/AV(アメリカン、シュレッダー)
例えば
700×25Cタイヤサイズ
仏式バルブ用
の予備チューブを購入する場合
ボントレガー製のチューブの場合
700×20c~25c 48mmPresta
と表記されたチューブを購入します。
20c~25cのタイヤ幅に対応しますので
700×23cのタイヤもOKです。
えっ?48mmって何かって?
仏式バルブのバルブ長を記載しています。
リムの高さに合わせて購入するのですが、クロスバイクであればほぼ48mmで大丈夫だと思います。
ディープリムというリム高が60mmあるものは80mmバルブ長を使用します。
700×28cタイヤサイズ
仏式バルブ用
の予備チューブを購入する場合
ボントレガー製のチューブの場合
700×28c~32c 48mmPresta
と表記されたチューブを購入します。
28c~32cのタイヤ幅に対応しますので
700×32cのタイヤもOKです。
チューブメーカーにより使用できるタイヤ幅の範囲が異なります。
表記内であれば問題ありません。
自分の予備チューブ何購入すればわからない方タイヤサイズとバルブ形状を確認しは、お気軽にお問い合わせください!