ブルホーンハンドルとは?
皆さんブルホーンバーというハンドルをご存知ですか?
牛の角からその名の由来が来ているブルホーンバーはコの字型で、突き出たツノの部分を持つことで深い前傾姿勢がとれ空気抵抗を減らしたり、引きつけの力を利用できたりとメリットの多いハンドルです。
そしてなにより、見た目がクールです。
一方で、自然な姿勢でブレーキレバーを握ることができ、多くのポジションを取ることで疲労が軽減されるというメリットもあり、ツーリングや街乗りまで幅広く使用されています。
弊店ではクロスバイク、ミニベロをブルホーンハンドルに変更したい!という交換相談が多くなっています。
クロスバイクに交換する際の注意点
クロスバイクやミニベロをブルホーン化する場合、バーの径などで、取り付ける際にレバー類の交換も必要となることが多いです。
1.ハンドル径とステム径を合わせる。
ハンドル交換の際、25.4、26.0、31.8のどれかのハンドル径になります。
現在使用しているステムをそのまま使用する場合、ステムのハンドル取り付け径を確認して、ハンドルを購入しましょう。
2.ハンドル位置が前方になる。
ブルホーンハンドルバーに変更した際、ハンドルを持つ位置が、今までのストレートのグリップ部分よりも、前方、且つ幅が狭くなります。
特にハンドル位置が前方になるので、ステム長を短くする場合もあります。
様々なハンドルポジションがとれるので、長距離でも疲労を軽減し、ロングライドを楽しめるハンドルです。
3.ブレーキレバーを変更する場合がある。
ブルホーンバーの先端にブレーキレバーを装着するのが一般的ですが、ハンドル径が22.2の場合、今までのブレーキレバーをフラットバーの位置に装着することも可能です。24.0の場合は、ハンドルバー先端に取り付けるタイプか、サポートレバーを先端に装着します。しかしハンドルバー先端にブレーキレバーを装着するタイプは、ハンドル内部にワイヤーが通るため、ワイヤーがハンドルバーから出すためのホールが必要となります。ハンドルバーに最初からワイヤーが通るホール(穴)が開いています。
4.シフターを変更する場合がある。
クロスバイクの場合、シマノラピッドファイヤーなどのシフターが装着されていることが多いです。そのままハンドルに通して使用できるブルホーンハンドルバーもありますが、ハンドル径が24.0の場合はブレーキをサポートレバーにし、ハンドル先端に、バーエンドコントローラーを装着する方法があります。
ブルホーンハンドルバー交換例
ブルホーンバー:NITTO RB-021 400mm 9020円(税込)
ブレーキレバー:テスタッチ エイドアーム 24.0 BK 3630円(税込)
ステム:タイオガ シンチ ステム 31.8mm 83° 90mm 3300円(税込)
バーエンドコントローラー:シマノ SL-BS77 10772円(税込)
ワイヤー交換:アウター、インナー、バーテープ、工賃合計 11000円(税込)
工賃:3000円(税込)
合計金額:40772円(税込)