

その後は線路を越え、静かな西口側の**「レ・ザンジュ鎌倉本店」。 開催中のストロベリーフェアに心躍らせながら、気品あふれる「鎌倉モンブラン」を。そして旅の締めくくりに、生麩の名店「麩帆(ふはん)」**へ。人生初の生麩は、お土産のつもりがお饅頭まで完食してしまう美味しさでした。


今回、何より心に残ったのは、訪れたすべての場所で出会った「人」の素晴らしさです。麩帆のお姉さんをはじめ、どの店主、スタッフの方も最高のおもてなしで迎えてくれました。そのプロ意識と温かさに、自分自身も背筋が伸び、反省させられるほど。 最高のマシン TREK FX3 Gen4 と、最高のルート、そして温かい人々に支えられた、一生モノのサイクリングになりました。
【鎌倉・横浜完結編】1300年の苔に癒やされ、スパイスの聖地で冒険を締めくくる


鎌倉の市街地を抜け、金沢街道を東へ。辿り着いたのは鎌倉最古の寺、杉本寺。 目の前に広がるのは、長い年月が作り上げた「苔の階段」の圧倒的な美しさです。午前中に見た坂倉準三氏の計算し尽くされた建築美とは対照的な、自然と時間が織りなす造形美に心が洗われます。



続いて訪れた浄妙寺では、足利直義ゆかりの地を巡り、凛とした静寂の中で今日一日の旅を振り返りました。素掘りのトンネル、巨匠の建築、そして温かい人々……。FX3と共に駆け抜けた景色が、走馬灯のように思い出されます。


大船へ戻り、自転車を再びセブンヒルズさんのハイエースへ。 旅のラストを飾るのは、横浜のレジェンド、アルペンジロー本店です! オーダーしたのは、待望の**「アルペンジロー鶏」**。キャンプの飯ごうで供される熱々のライスに、スパイスの深みが体に染み渡る極上のスープ。パリッと焼き上げられた鶏肉を頬張る瞬間は、まさに「優勝」の一言。
朝8時45分から夜まで、一瞬も飽きることのない濃密な一日。 サポートいただいた誠さん、さえらさん、そして最高の相棒 TREK FX3 Gen4。 技術、味、心、すべてが「本物」だったこのサイクリングは、私にとって一生忘れられない冒険となりました。
「鎌倉を遊び尽くすなら、自転車こそが唯一無二の正解だ。」
今回のルートを振り返って確信したのは、「自転車でなければ、この鎌倉は味わえない」ということでした。
自動車では、あの迫力の切通しや素掘りトンネルに分け入ることは不可能です。一方で、徒歩で18kmの行程を巡り、歴史や建築をじっくり堪能しようとすれば、とても一日では時間が足りません。
住宅街の路地を抜け、古の人が削った岩壁を横目に走り、名作建築の細部に足を止める。 景色を遮る窓もなく、歩くよりも遠くへ、車よりも深く。
鎌倉の真の姿に出会うための最適解は、間違いなく自転車です。 最新の TREK FX3 Gen4 という機材、そしてセブンヒルズさんの緻密なアテンド。この組み合わせがあったからこそ、私たちは今日、誰よりも濃密な鎌倉の「本物」を駆け抜けることができたのだと思います。
自転車がベストな鎌倉観光ですが、もう一つ重要なポイントがあります。それは**「しっかりとしたギアを備えたスポーツバイクであること」**。
鎌倉の道は、予期せぬ坂道やアップダウンの連続です。特に今回のようなマニアックな切通しや裏道を巡るルートでは、機材の性能が楽しさを左右します。
最新の TREK FX3 Gen4 は、ワイドなギア比のおかげで、急な登り坂も驚くほど軽やかにクリアできました。もしこれが変速のない自転車だったら、坂の途中で息を切らし、歴史の余韻に浸る余裕もなかったかもしれません。
自動車では入れず、徒歩では遠すぎる。そして、アップダウンがあるからこそ、ギアを自在に操れるスポーツバイクが必要。 「最高のルート」には「最高の機材」を。